パディントン3と私の幸せな結婚について

パディントンに魅せられて

パディントン3消えた黄金郷のひみつを映画館にて鑑賞してきました。
前の過去2作品も映画館での上映を観にいったので、パディントンシリーズとは長い付き合いです。
最初の作品が公開されていたころにクレーンゲームでゲットしたパディントンのぬいぐるみは今もうちにいます。
パディントンは赤い帽子に青いダッフルコートが印象的なイギリスのしゃべるクマです。
毎度、騒動にまきこまれますが、最終的には幸せな結末で終わるので、子どもも安心して観られる作品だと思います。
パディントンというクマが都会で暮らしていても人間が驚かないのが面白いです。
今作品ではパディントンの故郷のペルーが主な舞台ですが、野生の勘を失いつつあるパディントンは迷子になったり船が沈没したりと大ピンチ!
悪役に当たる人物も先祖の霊に取りつかれていてどこか憎めないキャラでとても面白い映画に仕上がっていました。
紳士グマのパディントンですが、無礼な相手にはルーシーおばさん直伝のにらみの目で制するのが、一種の決めシーンになっています。
とても楽しく視聴したのですが、唯一残念だったのが別館での上映だったため、迫力にほんの少しかけていたことでしょうか。
本館に比べると、別館のスクリーンは小さいのです。
パディントンの育ての親のルーシーおばさんは老グマホームで暮らしている設定になっていますが、クマにもそんな施設あるのかとそれ一つとってもパディントンの世界観はクマが社会の一員みたいになっていて興味深いです。
元々は児童文学のベストセラーを映像化したものなので、ところどころイギリスという文化を勉強できるのも子どもにも薦めたいポイントです。
優しく礼儀ただしいパディントン。
彼と彼を拾って家族となったブラウン一家との絆が感動的な作品です。
映画館でぜひクマ泣きしてください!

私の幸せな結婚に憧れて

最近はまった作品でもう一つ。
私の幸せな結婚という小説が面白かったです。
時代背景は架空の明治から大正頃。
異能を授かるものが暗躍していた時代。
異能を継ぐはずの家系に生まれながらその才を持たないため実の父と継母、異母妹から冷遇されて育った斎森美世。
そんな美世にある日格上の久堂家へとの縁談が持ち上がる。
相手は冷酷無慈悲と恐れられる久堂清霞。
誰もが上手くいくはずがないと思っていた2人の仲はお互いの真実の姿に触れることで距離は縮まり、いつしか愛しい存在となっていきます。
清霞が美形で容姿がカッコイイのはもちろんのこと、魅かれ始めた美世にだけは優しかったりするので、女性は美世がうらやましくなると思います。
斎森家の面々は憎らしいですが、鉄槌を下される結果になるのでスカッとしますし、久堂家にやってきたことによって徐々に自信と本来の優しさや美しさを出せるようになっていく美世がほほえましいです。
旦那様となる清霞に尽くす美世。
古来の大和なでしこ的女性で美世には理想の女性像を見ます。
確かに現代は平等で対等な関係であるのが夫婦ですし、それはそれでかまわないのですが、
すきになった人を立てる昔ながらの日本人的な形も素敵だと思うのです。
やはり強く優しい男性に守られたいのは女性ならば夢見ることですし、草食男子が増えている昨今、男性的にリードしてくれるのは憧れてしまいます。

漫画の実写化について

この私の幸せな結婚は小説からコミカライズ化、アニメ化、実写映画化とすべてしているのですが、漫画の実写映画化はやはりイメージを損なうのでやめてもらいたいです。
ドラゴンボールを過去に実写映画化したことがありますが、作品の世界観がぶちこわしでした。
この私の幸せな結婚も清霞がイメージにあっていません。
パディントンシリーズと私の幸せな結婚をおすすめします。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪