思い出
今年1月に急死した父の初盆が15日に執り行われました。
亡くなって半年は過ぎていますが未だに生存していると思ってしまうことがあります。
スーパーで買い物をしている一人のおじいさんを見かけると父親の面影を見つけてしまうことも。
亡くなったと受け入れているはずなんですが未だに寂しさが消えることはありません。
そんなお盆期間の中日に初盆でお坊さんが我が家にきました。
兄弟家族も集まって、半年ぶりの姪っ子と私の娘は楽しそうに遊んですごしていました。
実家にあった仏壇は私が預かっています。
兄は東京暮らしだから大阪に来た時は、みんなが集まる場所があるほうがいいと提案したのです。
両親がなくなり実家がなくなる。
田舎で代々続く家系ではないので長男が引き継ぐということもない世の中に変わりつつありますね。
せっかく東京から来たのに台風が接近しているため昨日はお坊さんが帰った後にすぐ、東京へと帰って行きました。
家族が減って
私たちの家族は6人でした。
両親、兄弟が2人とわたしです。
当時は3DKの団地に6人で住んでいたのです。
子供部屋なんて与えてもらえず、寝る部屋も遊び部屋と同じ。
またリビングはなく父が寝る部屋だけ確保されていました。
その部屋にはテレビがあってすぐそばには台所とダイニングがあるという構造でした。
私が子供の頃は6人で住んでいて狭く思っていた時期があったんです。
そんな私も20代後半には一人暮らしを始めました。
狭いと思っていた部屋ですが母が亡くなり、弟が亡くなって父だけになったときは広く感じたものです。
そんな父も亡くなって実家自体もない。
人間なんでいつか亡くなるのは当たり前ですが、この15年の間に不幸が続くとは思ってもみなかったことです。
もうここまでの不幸続きはなくなってほしいと願います。
ご先祖様を思う
我が家にはお墓がありません。
今は墓じまいをする家庭も増えてきている時代ですね。
お墓を守るということはご先祖様を大切にすることにも繋がっていきます。
嘘か誠かお墓詣りをするとご先祖様に可愛がられると聞いた事があります。
我が家にはお墓はないですが仏壇があるので朝晩、今日も1日無事に過ごせたと感謝をしています。
みなさんは、このお盆の期間をどのように過ごされましたか。