未来の自分

1年後の自分

 1月にユアライフで倒れて後頭部を打った。パーキンソン病が心配になり淀川キリスト教病院でレントゲンやMRIで検査した結果、幸い原因は精神薬の副作用だろうという事になり薬の処方を少しずつ減らしている。それに脚の筋力が相当衰えている。バランス感覚もなくなっていて一人で歩くのが怖い。杖を突いてよちよち歩きがやっとで一人ではまだ歩きまわるのは危険である。ステロイド(副腎質ホルモン)の副作用で免疫力が弱っているのでコロナ肺炎の流行期間は公共交通機関もあまり使えない。
 自宅でバランスをとりながら脚力などを強化するようにしている。
 自宅に看護師、理学療養師さんが訪問看護に来られており、近所の散歩には付き添ってくれる。回復して一人歩きが出来てくればいいなと思っている。
 近所には神社、お寺、お地蔵さんなどが点在するのでそれらをお参りしながら回復に向けて歩行訓練をしたい。
 1年後にそれが出来れば満足である。
 楽器の練習もしたい。もうずっとやっていないので自宅で近所迷惑にならない程度に基礎練習から。ドラムスの練習はリハビリにもなる。両手両足をバランスよくゆっくりしたテンポで初めて徐々にスピードを上げてゆく。

3年後の自分

 3年後、コロナ禍がまだ治まっていない事を前提に自分の目標を立ててみたいと思おう。
一人で安全に散歩が出来るようになる事。地道な努力で近所の散歩で体を鍛えたりバランス良く歩けるようになりたい。短距離でもよいから駆け足が出来るようになっていれば幸いである。
「読み書き算盤」を復習したい。
パソコンやスマートフォンで字を書く事がなくなった。字を書くと下手になったのに愕然とする。ペン習字や小筆習字を練習したい。水彩画やスケッチもしたい。母の趣味が水彩画なのでその教科書や道具を貸してもらおうと思う。読書は図書館で借りてくるのとスマートフォンで朗読を聴くようにしたい。また娘の参考書で中学校や高等学校の復習もしてみたい。一度試したが歯が立たなかった。でも、ゲーム感覚で粘り強く何度もチャレンジすれば解けると思う。
歴史の復習もしたい。高校の時は過去の便級なんてしても役に立たないと思って全くしていなかったが、ドラマにしても旅行にしても、歴史を知っているととても楽しいという事が解ってきた。
読書はいまひとつ興味がわかない。でも読み始めたら夢中になるタイプだから機会を見てやってみたいと思う。自宅には昔読んだ本が沢山あるから整理がてら読み直して、必要なければ処分すると整理もできる。
以前は氏神さんまで往復2キロを散歩がてら歩いていた。帰りの道中に安い八百屋が6時から開店していて良く買い物をして帰り余計なものを買うなと家内に叱られたものだ。
散歩ならクラスター感染の心配はないだろうから少しずつ足を延ばして淀川の堤防とか逆方向の神社なども散策したい。

5年後の自分

 コロナ禍も落ち着き、歩けるようになったものとして5年後の自分について書きたいと思う。
 公共交通機関に乗ってもコロナに感染する心配がなくなりライブハウスの回転制限が無くなるとする。JAZZドラムが趣味で音楽スタジオやライブハウスに出演していたので、再開できるように練習したい。療養で間があいているので生半可な練習では駄目である。基礎に戻って相当な練習が必要である。しかし練習好きなので良いと思う。手足のリハビリにもなると思う。ブランクがありすぎ曲を忘れてしまっているのでもう一度復習しないといけない。
 山登りも再開したい。無理なく街歩きから始めて、低い山から登り始める。夏は低い山ほど高温多湿になる。一人で長距離ハイクは脱水症状になると危険だから敬遠する。出来るだけ山登り仲間と一緒に行きたい。
 鉄道での旅もしたい。「青春18キップ」とかお得な乗車券もある。「一筆書き」鉄道乗りつくしもチャレンジしたい。これは一駅だけ切符を買って逆向きに路線を大回りして一駅目の駅に帰ってくる乗り方である。
 京都好きな家内と京都や奈良にも行ってみたい。家内と違い私は大阪以外は不案なので家内と一緒の方が都合がよいのである。私は社寺や美術館をゆっくりお参りするのが苦手だから、家内は一緒に行くのを敬遠する。少しは歴史を学んで一緒に行くようにしたい。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪