coronaで改めて家族を思う。

母の事

私の母は今認知症のグループホームに入居してます
コロナ禍で面会もできずにほんとに辛いです

母が元気なころはお昼に一緒にランチにいったりして
それが当たり前のように思っていましたが

今はそれもできません

また母が元気な頃は携帯でメール交換もしていました
私が体調の悪い時などは可愛い絵文字入りのメールを
送ってくれて随分元気づけられました。

母には本当に励まされる事が多かったです

私は短大の英文科出身なのですが
私が英語の勉強を頑張れたのも母のおかげかなと思っています

私が小学校5年生の時に中学から英語を勉強するからということで
英会話スクールに通わせてくれました。

おかげで私は中学高校と英語の成績が一番よく英語が大好きになりました

今も英語が好きでイーテレの英会話番組を見たりして
英語に触れる時間をもっています。

母には仕事に対する姿勢も学ぶことが多かったです
我が家は共働きで私が物心ついたころから母も働いていました

飲食関係のお店で働いていましたが
本当に頑張り屋さんで夜遅い仕事でしたが休むこともなく働いてくれました
母が一生懸命働いてくれたおかげで私と弟は大学まで行くことができたと
今も感謝しています

いま私はユアライフで仕事をしていますが
しんどい時などは母のことを思い浮かべて頑張ることができています

晩年は母は私にも無理したらあかんよとよく言ってましたが
今ユアライフでお仕事を頑張れるのは
母が若い時から仕事をしてきたからだと思います

母を見習って後10年はユアライフで
お仕事をしたいと思っています

父について

父についてもお話したいです
私は父親子で父にいろんな影響を受けて育ちました

父は本好きで私にも本をよく買ってくれました
初めて買ってくれた本はディズニーの絵本でした

小学校に入ってからは児童文学の本を沢山買ってくれました

レミゼラブルや赤毛のアンや若草物語などを何度も繰り返し読みました
今も本が好きでよく本を読みますが全て父の影響だと感謝しています

映画も父の影響を受けました
ジブリのシリーズをよく一緒にみました
特に「隣のトトロ」が父は好きで
その影響で私もジブリの映画を沢山観に行きました

父とは魔女の宅急便を一緒に見に行った思い出があります

それと音楽についても私の聞く音楽について
父がいろいろ感想を述べたりすることが多かったです

高校生の時荒井由実さんのレコードを買って聴いていたら
父も聴かせてほしいと言ってきて聴いていました

そしていい音楽だねと言ってました

晩年は孫のために一生懸命でした
私が体調の悪い時があるので子育てが大変な時
孫をお風呂に入れてくれたりまた保育園の送り迎えをしてくれました

息子がアトピーで夜に痒がるので一晩中背中をさすってくれたり
本当に献身的に尽くしてくれました

その父もなくなり10年以上になります

私もその頃は家族の事で精いっぱいで
父に満足な親孝行ができなかったのが心残りです

その分母に親孝行をしたいと思っていますが
今はそれも満足にできない状況です

部屋に母の写真を飾っていますので写真に時々話しかけています

先月は母の誕生日だったのでホームにお祝いの手紙とプレゼントを持っていき
職員の人に渡してもらうようにお願いしてきました

この年になって若い時は反抗したり
自分勝手な行動をしたりしました。

両親に育ててもらったこと
してもらったことなどをこうして振り返ると
感謝の心しかでてきません

私の子供たち

私にも娘と息子がいます。

年子で本当に子育ては大変でした
しかし、いろんな思い出を作ることができました。

年一回家族で夏休みに旅行に行っていたのですが
小豆島に行って時に夜に星座巡りツアーに行って
流れ星を見たことや
伊勢に行ったときにコテージに泊まり
家族で料理を作って食べたことなど
本当に家族旅行に行ってよかったと思うことばかりでした

今は娘も息子も自立して一人暮らしをしています
娘はIT関係のエンジニアをしていますが
就職がなかなか決まらす娘にもっとほかの仕事を探したらと
アドバイスもしました。
娘は初志貫徹で卒業一か月後にエンジニアの仕事を決めました

そういったとかろは、わが娘ながら素晴らしいなと思っています。

中小企業ではありますがエンジニアとして忙しい毎日を送っています。

息子は保育士の資格を取って保育園で働いていたのですが
去年退職して今はパン屋さんで働いています。

息子の事は心配ではありますが
将来また新たな目的を見つけてくれることを願って
今は見守っていきたいと思っています

私の今の願いは
娘や息子に良い縁があり孫の顔を見せてくれたらなっと
願っています

子育ては終わりましたが今度は孫育てをしたいです

それとホームに入っている母が元気で長生きをしてくれ
またみんなで会える日がくることを願うばかりです

家族という小さな社会ですが
この家族の平和がなければ社会の平和もありません

私自身も健康に留意して家族の為に健康で長生きしたいと思っています

亡くなった父が霊山で喜んでくれるように
精いっぱい頑張って生きていきます。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪