映画館で観た、働く細胞について

映画【働く細胞】ポイント的に紹介

一月中旬、母と【働く細胞】を観ました。

その映画を観に行く前にテレビで紹介がされていました。
内容に驚いたのですが、身体の中の臓器を表す為にロケをしていました。
実際に存在している建物や施設の敷地でエキストラさんと俳優さんが演技をされていたそうです。

しかも、エキストラさんはワンシーン辺り数百人単位で参加されていたらしいです。
映画で観たらリアリティのある演技と演出でした。
エキストラさん一人一人に存在感があり、細胞の動きと重要な要素だと分かりました。

印象的なシーンは、鼻腔を表した場面で実際の洞窟で撮影されたそうですが、二つの小さな穴が良くあったと思い感激しました。
しかも、足湯があってほっこりとくつろいでいる主演の永野芽衣さんの様子がふぁっとしていて癒されました。

この映画の見せ場は細菌達と戦う細胞達のアクションシーンでした。
白血球を演じた佐藤健さんとNK細胞役の仲里依紗さん、キラーT細胞役の山本耕史さんは動きが俊敏でした。

素早い動きの相手の攻撃を避ける時に上手くかわしていました。
かわし方は、飛び跳ねたりバク転したり、横に身体を少し捻ったりしていました。

自分たちが攻撃する時は、目にも止まらない速さで短剣や鞭、拳を動かしていました。
特に仲里依紗さんの動きは単体行動で強いキャラクターだったので、攻撃能力がずば抜けて高くて一回の手の動きで何体もの細菌をやっつけていました。鞭を振り回すも的確に一発で倒していました。

劇中の衝撃展開として、ある日異変が起こりだし赤血球達のいる世界(身体)は真夏の気温みたいに水分不足になっていきました。
数日経つと、細胞達が酸素不足に陥りました。これは危機的な状況として白血球やNK細胞キラーT細胞はどんどん敵を見つけて倒していきますが、肝心の主犯が見つからないので細胞分裂して増え続けます。
そんなことでどんどん世界は荒んでいきます。
仲間の細胞がダメージを受けている中で突然光が降り注いできました。
その光に当たると、仲間の細胞が跡形も無く消えました。
敵も味方も関係無く消えていきました。

さあここで問題です。光の正体は何でしょうか?

答えは放射線治療でした。
その映像を見て、放射線治療は身体の細胞を壊して治療するってこういう状態になるのだなと衝撃を受けました。
身体が傷だらけで再起不能になってしまうと哀しい気持ちになりました。

こんなにも頑張って身体のために働いたのに消されてしまった細胞達に申し訳ない気持ちになりました。
私も何度か重い病気になったので、似たような仕打ちを身体の細胞にしていたのかと思うと気遣う必要を感じました。

映画を観て感じたこと

今回抱いた感想は、
『細菌を身体の中に入れないことが大切なこと』でした。

最後にヒゲダンのエンドロール曲が、心に刺さりました。
その理由は、百パーセントでやらなくていい、五十パーセントまでの力で過ごしていこうという歌詞が、百パーセントで動いたら身体を虐めてしまっています。いつも働いてくれているのに余りにも無礼だなと思いました。
人になら感謝の気持ちを出すのに、可笑しな事だと思いました。

百パーセントを出し続けたら、感謝の気持ちがないのと等しい行動だと個人的には思いました。

スタートとゴールもないよという歌詞も考えさせられました。
スタートやゴールがあると思うから百パーセントでやる気持ちが生まれてしまっていました。
競う気持ちがあると急ぐ気持ちが出てくるので、競う気持ちも五十パーセントにしようと思いました。
と思っていてもすぐに忘れてしまうので再度認識していくつもりです。

いかがでしたか?
少しでも楽しんで頂けましたら幸いです。
読んで頂きありがとうございます。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪