オールスターゲーム2022を見て興奮!

ピッチャーが進化している!

今年のオールスターゲーム2022を見て、まず興奮をしたことは、とにかく登板をするピッチャーのみんなが、とにかく球速が速いということです。

大谷翔平のオールスター記録に並ぶ162キロを出した、佐々木朗希を筆頭に、則本など150キロを連発するピッチャーばかりが出てきて、その数字に圧倒されました。

大谷翔平選手の効果か、それともウェートトレーニングが進んだ体作りのおかげか分かりませんが、とにかくプロ野球は進化をしていることをまざまざと見せつけられました。

昔なら145キロ以上ぐらいで速球派と呼ばれていましたが、今や150キロを連発させて投げないと軟投派となってしまう時代。いやはや、30年以上日本のプロ野球を見てきましたが、こんなに進化するとは驚きです。

今年は佐々木朗希が完全試合、東浜、今永、山本がノーヒットノーランをやっていて、投高打低じゃないかと言われていますが、こんなにもピッチャーが進化をしている以上、バッターたちが苦しむのも当然だと思いました。

東京オリンピックのときも思いましたが、やはり日本のピッチャーは凄い!

中継ぎピッチャーたちも進化している!

そんなピッチャー陣の中でも、特に心を鷲掴みされたのが、中継ぎで選ばれた投手たちの充実度です。

昔のオールスターといえば、先発ピッチャーが3イニングを投げて(オールスターはピッチャーは3回までしか投げれない)あとは抑えのピッチャーが最後に何人か投げるといった感じが普通でしたが、今年3イニングを投げたピッチャーはいませんでした。

昔ならばその時点で、中継ぎピッチャーが投げるとなると地味だな~と思っていたところですが、今年の中継ぎたちの球の速さ、変化球の鋭さなどに圧倒され、むしろワクワクしながら、二試合ともロースコアでしたが、それも納得の中継ぎの充実ぶりでした。

個人的には阪神ファンなので、湯浅の全球ストレートのピッチングにしびれました!

そして抑えの投手たちも圧倒的なピッチングをしていて、JFKで優勝をした05年の阪神の辺りから日本でも普及していったピッチャーの分業制が、この中継ぎ、抑えの最強度を高めたのだなと納得をしました。

ここにも日本プロ野球の進化を感じました。

世代交代も進んでいる!

そして今年のオールスターを見ていて、しみじみと感じたのは、セリーグは33歳の大野投手が最高齢というぐらい、日本プロ野球界が若返っているということです。

ロッテのキャッチャー、高卒一年目の松川が出ているのが象徴的なように、全球団若い選手たちが躍動していて、日本のプロ野球、未来は明るいではないかと嬉しくなりました。

今や大谷翔平がメジャーで活躍しているのが呼び水となり、日本のプロ野球から次々とメジャーに行ってしまうのが、日本プロ野球の衰退をまねくのではないかと危惧をしていましたが、今年のオールスターを見て、気持ちが一転明るくなりました。

たとえどんどんと日本プロ野球からメジャーに選手たちが行くとしても、佐々木朗希みたいなスタープレイヤーが代わりに生まれていく。これからの日本プロ野球の道筋として、若いスターが生まれやすいという土壌が出来上がりつつあるのではないかと、オールスターを見て感じました。

新しい価値観とと若いスターが生まれつつある日本プロ野球。その光をオールスターから十分に感じ取ることができました!

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪