甲子園 高校野球のよさについて
甲子園 高校野球選手権大会といえば、学生アマチュアスポーツの最高峰、世界的に見ても参加しているチームの数が、アメリカの大学バスケよりも多くて、世界で一番の学生スポーツ大会といっても過言ではない、日本の夏の風物詩です。
その甲子園は出場するだけでも大変で、本大会でベンチ入りできる高校球児は、全国の高校球児のわずか0.6%しかいず、この数値は東大合格者になれる人と割合が同じぐらいだといわれています。
そんな狭き門をかいくぐった選手たちが戦うのですから、熱戦は必至です!
あと忘れてならないのは、大会に出た選手から多くの子がドラフトにかかり、プロ野球選手になるということです。
プロ野球だけ見て、高校野球に注目しないなんてもったいない! プロになる子の高校時代から追いかけていれば、愛着がさらに増します。
プロ野球は高卒の方がエリートだといわれているぐらい、高校時代の成績が評価されているので、プロ選手に向けてのテスト大会といってもよい、甲子園大会にひかれるのは、野球好きにとって当然だといえるでしょう。
それから今年で103回目を迎える歴史の重み、甲子園の伝統がひきつけられる理由です
高校野球が好きになった理由
高校野球が好きになったのは、早稲田高校の斎藤佑樹投手と、駒大苫小牧高校の田中将大投手の、決勝再試合の投げ合いを、テレビで見てからです。
こんなにも素晴らしい試合が、アマチュア野球で見られるんだということを知った僕は、それから夏になれば高校野球を熱心に見るようになり、実際に第100大会には甲子園の外野席で生の試合も見てきました。
生の夏の甲子園は、熱波が襲って来ているというぐらい暑く、この中でプレーをしている選手たちはすごいんだなということを改めて思い知り、尊敬心が増しました。
甲子園の試合は一つのプレーから流れが変わり、思いもよらない結末を迎えるような試合が多く、甲子園には魔物が住んでいるというフレーズも納得する試合展開も引き付けられます。
次はもっといい試合が見られるかもしれない。それが高校野球が好きな理由です。
高校野球でよく言われることについて
高校野球でよく言われるのが、感動を安売りしている、というようなネガティブな意見です。しかしそれは違うと僕は思っています。
ひたむきにボールを追いかける球児たちのプレーは、純粋そのもので、よこしまな目で見なければ、感動できるのは当たり前だと思うからです。
高校野球が嫌いだという人は、一回自分も熱中をして何かに取り込んでいる時のひたむきさ、面白さを重ね合わせてみたらよろしいのではないでしょうか。
夏の甲子園、高校野球には、自分も何かに熱心に取り組んでみたいという欲求を思い出させてくれる良い大会だと思います。