私の好きなもの

好きなものへの想い

わたしはぬいぐるみがすきだ。
見ていると何とも優しい気持ちになれる。
動物の容姿をしているものが多いので、私にとってはペット代わりだ。
若い女性が好むものでミスマッチなものといえば、ヤクザやマフィアのギャング物だろうか。
幼い頃から任侠の世界にあこがれがあった。
もちろん自分がそのまま入門ということではないが。
少女漫画より少年漫画、女性向けのものより男性向けのものを好む傾向が強く、
私はずいぶん個性的な子どもだったふうに思う。
女性らしくかわいいものや綺麗なものに目がないと同時に危険な香りのものにも魅かれるところがあった。
だが、私は普通だと思ってる。
ほのぼのとした世界観もダークな世界観も両方好きなだけだ。
趣味は漫画とゲーム。
少女漫画らしくない漫画が読みたい女性、バナナフィッシュをぜひ一読することをお勧めします。
アッシュ・リンクスという少年ギャングのボスが主人公のハードボイルド大河ロマンです!コメディタッチな作風が好きなら静かなるドンは外せない。
昼は下着会社のへぼデザイナー夜は新鮮組3代目総長のギャップがたまらない。
脇役で出てくる鳴戸や龍宝がかっこいいです!
ゲームは、有名なあつまれどうぶつの森をはじめ、コミュニケーションがとれるものが好きです。
クマともというクマのぬいぐるみをお世話するゲームを長年やってます。
太ってるくせにダイエットをあきらめない愚か者です。
姉妹編でネコともも出ていますが、そっちはやったことないです。
現実には犬が怖いのに、ペットショップで働くゲームもつい最近までやってました。
トリミングや歯磨き、爪切りなど、なかなかリアルで楽しめました。
スイーツをつくるゲームがどうしてもしたくて、わたしのケーキ屋さんというゲームを購入したはいいものの、一連の動作が簡単に終わりすぎて少し不満な内容でした。
漫画やゲームは一人でできるからいいです。
集団で何かするのが昔から苦手でした。
幼稚園の頃からみんなで何かするのは私にとって少しも楽しくないことだったのです。
なぜ、日本はこうもみんなと同じでないことを問題にするのでしょうか?
大体が、興味や能力にばらつきのある人間を年齢などのあいまいな境界線でいっしょくたにすること自体私にいわせればナンセンスもいいところです。
不登校も私にいわせればおかしな言葉です。
学校に行くことが前提になっていて、それにあてはまらない子を問題児扱いするニュアンスが感じられるので、私はこの言葉が嫌いです。
昔は学校なんてなかったし、西洋では家庭で子どもを教育します。
学校に行かないといけないという先入観を植え付けて自殺に追い込むのは、それこそ問題です。
なんであんな肩身のせまいおもいをさせられないといけないのか当時も今もわかりません。
心配してる親はともかく、なぜ直接関係のない人間からまで学校に行っていないことをとやかく言われなければいけないんでしょうか?
義務教育の義務は親が子どもに教育を受けさせることを指しているのであって、
子どもが9年間学校に行かなくてはいけないという意味ではありません。
中3になってからこのことを教科書で説明するなんて私に言わせれば卑怯です。
小1のとき教えるべきなのです。
学校にあなたたちが来るのは権利だと。
私は小学生の頃学校が大嫌いでした。
いじめられていたし、担任のことも憎かったからです。
小中学校はそもそも選べないし、担任ももちろん選べませんよね?
そのシステム自体が間違いです。
私の最初に通った高校は柴島の総合学科の学校でしたが、選択授業で何人かの先生は選べるようになっていました。
それが本当なんです。
人はみんな違います。
子どもも一人一人違います。
その前提に立たないから子どもと学校はどんどん不仲になっていくのです。
私の好きなものという題名に反して嫌いなものの話がつづきましたが、私という人間をしってもらうために、あえてかきこみました。
絵本っていいですね。
赤子から大人まで幅広く楽しめる媒体だと思います。
100万回生きた猫の哲学的な人生観は長く生きたものにこそ響きます。
ビロードのウサギが本物のウサギになる瞬間はぬいぐるみを愛してる身としては感無量です。
ハンバーガーショップで働くはりねずみの絵本を訪問看護の方と一緒に完成させました。
絵が豊富な楽しい絵本になっているので、一度みなさんにも読んでもらいたいです。
絵が壊滅的に下手なため、1人では絵本がつくれませんが、これまで自分がよんできた媒体を参考にいろいろ考えています。
あまり絵本の題材には向かないかもしれませんが、おっちょこちょいのヤクザとか個人的には面白そうだなとおもっています。
泥棒学校なんていう絵本もあるぐらいですから、
別に大丈夫ではないかと考えてみたり、
難しいテーマを盛り込んだって心に残る絵本はいくつもあります。
子どものものという認識は絵本にしても漫画にしてもとうに過去のものとなっているのです。図書館で本を借りるとついただなこともあって読みきれない量の本を借りてしまいがちです。
江坂の図書館に出入りするようになってから上限が5点なのでその心配はなくなりましたが。
読書が苦手だという方にはヤングアダルト向けの作品や児童書として書かれたものを入門書にするのをおすすめします。
それでもじゅうぶん楽しめるし、最初から長い面倒くさい本を選んでいやになるよりよっぽど有意義です。
読書感想文なんか書かせなければいいのにと思います。
読書は本来自由で楽しいものです。
義務感とセットにするから本嫌いが増えるのではないでしょうか。
漫画を読書感想文の本にしたっていいではありませんか。
実際あさきゆめみしなんかは古典の授業で使ってるわけですしね。
垣根はどこにあるのでしょう?
身近なことについて疑問を深めるのが哲学です。
高校時代、哲学入門という授業をとってさまざまな哲学者の考え方に触れました。
哲学のメインテーマは生と死です。
臆病な私は死そのものもそうですが、宗教上の死生観が怖くて授業に出る前ビビりまくっていました。
しかし、実際に参加すると、死について考えることはどう生きるかを考えることと通じていてとても有意義な時間になりました。
アニメや洋画を見たりして哲学に触れたりして意外とフランクな内容だったことも大きいです。
普段当たり前だと思っていることに疑問を持つのが哲学の入り口です。
こうして長々と書いてきましたが、まとめると私は創作にしろ漫画やゲームの趣味にしろ考えることが好きでたまらないようです。
学ぶにあたっては考えることが必要不可欠です。
これが好きだという気持ちをスタート地点にして自分なりの考察を持てれば、誰でも素敵なクリエイターになれるのではないかと私は思います。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪