これまでの社会経験

淡路プラッツとの出会い

私は、過去に淡路プラッツという事業所で働いた経験があります。
不登校の方の支援をするサテライトの傍ら働く意欲はあるもののその機会をもらえない若者に対して就労支援も行っており、緊急雇用人材育成支援という形で雇ってもらうことが叶ったのです。
広報部、総務部、企画部、財務部、管理部の5部署が設けられていて私は総務部の配属になりました。
郵便局のバイト以外の仕事の経験がなかったため、コピーのやり方も知らない状態、パソコンも基本操作すらできないではじめたのですが、直属の上司に当たるサポーターと呼ばれる人が優しい人ばかりだったので安心して学びながら働けました。
淡路プラッツでは朝の集会で1分間スピーチというのをみんなの前で披露する習慣があったのですが、私は毎回文章に起こした自分のスピーチ内容を丸暗記して臨んでいました。
最初は1分にまとめるのが難しかったですが、慣れてきたら時間内容共に中身の濃いスピーチができるようになり、話すのが楽しみなほどになりました。
ユアライフでもやってみたい気はあるのですが、苦手な方もいらっしゃるでしょうし、全員に割当てるのは無理だと思います。
企画部の方で当時仲良くなった女性とは今でも友だちとして交流があります。
パソコンのスキルも淡路プラッツに行く前と後ではずいぶん変わりました。
20代前半のころに培った社会経験として今でも宝物のような想い出ある職場です。

いちょうブックスで過ごした日々

その後、雇用期間を終えてからはやはりすぐに仕事が決まらず、発達障がいの正式診断がおりたこともあり、B型の作業所で本にかかわれる仕事をしているいちょうブックスと20代後半のときつながりました。
本の作業ができるほかに、昼はまかないをただで食べれるのが魅力の事業所でした。
誕生月には誕生日会でメンバーが手作りしたケーキも食べられるし、淡路プラッツ同様いい想い出のある場所です。

ユアライフで再スタート

なぜかいつの間にかいちょうブックスには足が向かなくなり、ユアライフと縁を持つまでは家で過ごすことが多くなってしまいました。
ユアライフは訪問看護の方が調べてくださってパソコン使えるし、書きこみの仕事
できるみたいだよというのが最大の決め手になって現在に至っています。
かんがえたり学んだり書いたりするのが好きなので、ユアライフの仕事は自分に合ってると思います。
3時ジャストで終わるところも助かっています。
年齢的にはとうに大人なのですが、相応の技術は身についていないと思います。
まあ私自身誰かや一般社会の基準を気にして生きていないので、これでいいと思っています。
自分がどうしたいか幸せかどうかのほうが大事ですものね。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪