ネオ三国志漫画『蒼天航路』

衝撃のネオ三国志とは

衝撃のネオ三国志とは蒼天航路は衝撃のネオ三国志と銘打たれた“乱世の姦雄”と呼ばれ、中国史上に巨大な悪名を残した英雄・曹操孟徳。だがその破格な生き様は、天に愛された者のみが持つ輝きに満ちている。この物語は、その輝きによって照らし出される新たな「三国志」である。と説明されています。
実際その通りだと思います。

絵柄はとてもカッコよく、繊細でそれでいて青年漫画らしい迫力もあり、登場人物の見わけもそれぞれ特徴的でつけやすく、物語に入り込みやすい漫画になっています。

ネオ三国志と銘打っているだけあり、劉備をただの“良い人”ではなく清濁を併せ吞む人物として書いていたり、孔明が超常的な力を使ったり、よく描かれている“三国志”とは一味違った展開につい見入ってしまいます。

完結していますので全巻完結迄で一気読みをお勧めします。
私は紙媒体で読みましたが、豪華な色彩は電子書籍でもそのまま再現されていると思います。

人の一生が書かれているので巻数はなかなか有りますがそれは“読み応えに”変換され読み終えた時には充実感で満たされると思います。

蒼天航路
作家: 王欣太 / 李學仁
ジャンル: 青年マンガ
雑誌・レーベル: モーニング
巻数: 1~36巻

蒼天航路の色々ポイント

アニメにもなりました。しかし、主演声優に若手を抜擢したからか、あの図柄のアニメ化は困難だったのか1クールで終了してしまいました。私は勿論見ましたが、深夜アニメであること、数多くの規制などが有るのか原作そのままではない事など、原作で読みたい話だと感じました。

また、一部では「あの漫画は曹操がカッコよすぎる」と言われていました。

確かに曹操は頭も良くとてもカッコ良いです。でも蒼天航路ではこれが史実だと思わせる説得力があると思います。書き込みの多さなど、登場人物の心理等も読み進むうちにきっとこうなのだと納得してしまいます。本の力強さを感じます。

蒼天航路の注目場面

時代に沿って変化する三国志

注目場面を紹介するには暇がないのですが、呂布の人物像、敦嘉の最期もですが、曹操と

筍或の決定的な意見の違いが描かれる場面では筍或の葛藤、曹操の密かな落胆が痛いほど伝わり双方の苦悩に思わず溜息を吐いてしましました。

また呉の面々も例にたがわず魅力的でトラに懐かれる孫権を筆頭に頭の良い人物として描かれています。漫画に登場する位ですので頭が良いなど特徴があってしかるべきなのですが。

曹操の人生を主軸に書かれた漫画なので、魏の面々が多くなるのですが、蜀等の陣営もちゃんと描かれてます。

多くのエピソードがありますが、目まぐるしくなく、ごく自然に読み進められます。

国がわかれる前の若かりし頃の曹操の描写も丁寧で、如何にあの考え方になり、多くの人を惹きつけ、昇り詰めていったのかが良く分かります。

頭脳明晰で幾重にも考えが及び、故に常人には理解が及ばないことも理解していた曹操。ですが曹操の周りには私利私欲は無く、中華に憂いを持つ心意気が有り、周囲の人達にも伝わりそして惹かれる武将知将達が多くいました。

けれども劉備への想いは断ち切れず従えなかった関羽。死して尚彼を重んじた曹操。才が有るもの者への敬意は最期まで失くさなかったと言います。

その曹操の最期の描写もこの物語の曹操らしいものでした。物語の後半は戦闘ではなく宗教との闘いとなりますが、個人的には反宗教なこともあり、静かに旧体制に腹を立て曹操を応援していました。

蒼天航路は現代の考え方が強く影響している部分があるのではと感じます。だからこそ物語に入り込み易く愉しめるのだと思います。色々な才能が有り、それを活かせる才能がまた有る。

多様性が認められ始めた今の時代です。この曹操までとは言えませんが多様性を活かす時代に参考になるのではと思います。

■詳しくはコチラ
http://morningmanga.com/news/list/category/7

 

 

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