短歌の現状について

短歌って不人気?

このサイトでよく阪神タイガースのことと、短歌のことについて書き込みをしている者です。

阪神の方は、阪神のいい所を書いたレビューが、このサイト内でのトップテンに入ったり、「読んだよ」と事業所の職員さんから言われたりして、一定のニーズがあるのかな?と思っているのですが、問題は短歌の方です。

今まで4つほど短歌のことについて書き込みをしたのですが、職員さんからの反応もなく、このブログ内でも全く読まれている気配すらないのです。

俵万智さん、穂村弘さん、枡野浩一さんなど、歌壇内ではトップクラスの人気を誇る方々の短歌について書いてきたつもりなんですが、ニーズが全くなし。

僕は好きだから書いてきたわけですが、もしかして短歌って思っている以上に、世間にとって人気なし?と危機感を覚えて、今回の題材にしました。

短歌は日本文学において大切な地位があると思っていたのですが・・・。

まず短歌は千三百年以上の歴史があるし、教科書にも載っていて、各新聞の投稿欄には必ず俳句と共に掲載されている、日本文学にとって外せない存在のはずです。

しかも天皇が毎年歌会を開いているなど、天皇制とも深い関わりのある、日本のメインカルチャーと言っても過言ではない、重要な文学のはずです。

一方、サブカルチャーとして短歌を見ても、1980年代に俵万智さんのサラダ記念日が、250万部を超える大ヒットを飛ばし、その後も2000年代に入ってからも、ダ・ビンチという本を紹介する雑誌で『短歌をください』という投稿連載を穂村弘さんが担当していて、人気があると思っていたのですが・・・実際に書き込みをしてみると人気がない。

もしかして短歌って、老人が細々とやっているだけの、サブカルの範囲内にも入らない、不人気文学となっているのでしょうか?

俳句の方は、浜ちゃんが司会をしている『プレバト』で人気のコーナーになっていたりと、一定の人気を誇っているので、短歌の方もそうではないかと思っていたのですが・・・正直、ショックです。

短歌にもっと注目をして下さい!

僕が短歌を好きになったのは、大学をサボって図書館ばっかり行っていた時の、ハタチの頃。

桝野浩一さんの『ハッピーロンリーウォーリーソング』や、穂村弘さんの『シンジケート』を読んでドハマりして、現在も工賃が出たら、歌集を梅田の紀伊国屋書店に行って買って、読んでいるという生活をしています。

そんな僕にとって短歌が不人気だなんて、ちょっと受け入れがたい現実です。

もしかして短歌って小難しくて、近寄りがたい印象があるのかもしれませんが、それは誤解です。

僕がこのブログで紹介してきた方々のモノは、とても読みやすく、共感や感動をしやすいモノばかりです。

更に僕が書いてきた短歌のサイトは、短めにまとめているつもりなので、少しでも短歌について知りたいなと思った方は、僕が過去に書いたサイトなんかも参考にして、正直、歌集なんて大きい本屋さんにしか置いていませんが、アマゾンでもいいんで、一度手に取ってみてください。

新しい趣味が増えるかもしれませんよ~とあおりつつ、短歌の未来について心配をするサイトでした。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪