アニメ12話分の書き起こしの仕事の体験談

書き起こしとは? 

まず、書き起こしがどんな業務か説明します。

書き起こしは、会社の会議やテレビ番組の内容など音声や映像を文字にして文章にしする仕事です。

私がやった書き起こしは「宇宙よりも遠いところ」と「あの日みた花の名前は僕たちはまだ知らない」というアニメの書き起こしをしました。

まずアニメの書き起こしをするためには、アニメを視聴できる環境にならないといけないためサブスクをダウンロードしました。

そこから、アニメの書き起こしをします。

映像を見ながらキャラクターの名前を書き台詞を描き起こしていきます。台詞が無くキャラクターが動く場面はト書きといって、自分で文章を考えて書いていきます。

書き起こしを1本全て書くのに平均で4時間くらいで終わりました。(多い日で毎日3本、12時間をフルタイムを超えてパソコンの前に座ってやるので根気が必要でした)

映像を見て、書き起こしをして、それでお終いではなく誤字やキャラクターの台詞が間違っていないかチェックをします。これに40分くらいかけます。

これくらい頑張ってどのくらいお金は頂けるのかというと、12本で1万5千円くらいです。

質とスピード次第で依頼者からお給料を貰える人もいるらしいですが…

タイピングが好きだったり、長時間集中するのが苦ではない人におすすめな仕事かなと思いました。

私は、いろいろな仕事をして経験を積んでみたいということで知り合いの人にアニメの描き起こしをして欲しい
とい人がいたので仕事を引き受けました。

書き起こしの仕事がしてみたい!という人は、クラウドワークスなどインターネットで募集しているのでネットを活用してみると良いかもしれません。

書き起こしをしてみて。大変だったこと。良かったこと。

書き起こしをして、最初の最初は2分の映像を書き起こすのに1時間かけた記憶があります。慣れないうちは凄く時間がかかりました。

何が大変だったかというと…

1⃣ト書きです。

ト書きとはキャラクターの台詞がない動きを説明する文章を書くことです。

例えば…

Aの服がそよ風で揺れている

など、小説の様な表現をしなければいけないところです。

こういう日常の行動や風景を文字に表すことは無いので最初のうちは大変です。

2⃣タイピングしすぎで手が動かなくなった

それはそのままで、12時間もぶっつづけでやっていれば手も思うようにうごかなくなります。

では次は良かったこと

1⃣スケジュール管理が出来ると分かれた

まず、1本にどのくらい時間がかかるか測り、1日で何本できるか考えてスケージュールを組み立てる。わりとその通りに書き起こしできたので自分がスケジュール管理ができるのだと知れたきっかけになれました。

2⃣終わったあとの達成感
書き起こしを12話分の書き押しをして、長距離走を走り切った時のような達成感がありました。仕事をしていてそう感じたのはあまりないので向いている仕事なのかなともおもいました。自分の適性を少し知れた気がして嬉しかったです。

3⃣書き起こしを台本風にしたときのかっこよさ
書き起こしは横文字にして書くのですが、縦の台本にしたときとてもかっこよく、嬉しかったのを覚えています。

プロから教えてもらったプロットの豆知識

書き起こしをして文章を作るのですが、劇?などの台本をつくるときの約束みたいな書き方があるので少しだけ書いて終わりにします。

・・・。は … にする。

!や?マークの後ろは空白にする。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪