掛布以後で五代目ミスタータイガースになりそうな選手は?
この前このサイトでサトテルが五代目ミスタータイガースになる前に、江夏を三代目ミスタータイガースに入れませんか?という投稿をしたのですが、江夏を入れないとした場合ならば、今回は四代目ミスタータイガースの掛布からサトテルまでの間に、五代目ミスタータイガースを名乗ってもいいのではないかという選手を上げていきたいと思います。
まず暗黒時代の90年代にタイガースでスターと言えば、新庄でしょう。人気の面からいってミスタータイガースと呼んでも良さそうですが、単純に打撃タイトルを取っていないなど、成績の面からいって物足りない感じがするので、候補からは外れるかなという思いです。
あと90年代の中で候補になりそうな選手は、藪とか遠山とかが上げられそうですが、やはり暗黒時代は成績の部分で物足りなく感じるので、対象者を優勝した2003年以降から探していこうと思います。
03年優勝メンバーでミスタータイガースに入れそうな選手は?
03年の優勝者からミスタータイガースを探すとなると、まず浮かぶのが井川です。20勝をした功績からいって似合いそうな感じもしますが、その後の成績がいまいちな気もしますので、ちょっと疑問符が付きます。
次に打者で見ていくと、まず赤星が目立ちます。盗塁でかき回した姿が輝かしいですが、ケガで選手寿命が短かったのが、少し物足りない感じがします。
では、選手寿命が長かったことで名前を上げるとすれば、金本でしょう。FAで入ってきた選手の中では一番輝かしい成績を残しているし、連続フルイニング試合出場の記録も申し分のない感じですが、問題なのは、阪神生え抜きの選手じゃないところです。やはりミスタータイガースは生え抜きではないとダメだという意見が飛びそうなので、金本も候補から外れそうです。
ならば、次の優勝だった2005年から、ミスタータイガース候補を探していきたいと思います。
05年優勝メンバーの中でミスタータイガース候補は?
05年優勝メンバーの中で外せない功労者といえば、今岡でしょう。03年も首位打者を取っていますし、05年も五番で打点王を取る活躍をしているので、有力候補の一人に上がるのではないでしょうか。
そして打者で外せない人は、鳥谷もいます。入団時から長い間阪神のショートを守ってきた功績は計り切れないものがあるので、候補の一人でしょう。
ではピッチャーの方で候補者を探すとなると浮かぶのが、やはりJFKの一人、藤川です。火の玉ストレートと呼ばれた直球で押していくスタイルの投球は、全ての阪神ファンの胸に刻まれているので、ミスタータイガース候補でしょう。残りのJとK、ジョン・ウィリアムズと久保田も、活躍した期間が短いので候補に入れにくいですが、個人的には印象の深い選手です。
あとピッチャーで頑張ったというのが、下柳とかも考えられますが、生え抜きではない問題が発生するので候補からは外します。
そうなると以上、五代目ミスタータイガースに上がりそうな選手は、今岡、鳥谷、藤川の三選手となりましたが、どうでしょうか。
三人の中で一人を絞れと言われたら、鳥谷と藤川で悩みますが……名球会入りを果たしている鳥谷が一歩リードしているようにも感じますが……火の玉ストレートを後世にも残していくという部分で藤川がいいのではないでしょうか。
ですので、勝手に決定!五代目ミスタータイガースは藤川、というか元々僕の自論では、江夏をミスタータイガースに入れるという意見だったので、初代藤村、二代目村山、三代目江夏、四代目田淵、五代目掛布、六代目藤川、七代目佐藤輝という感じで、バンザーイ!こうしてミスタータイガースの伝統を勝手に決めてみましたが、どうでしょうか?
そもそもなのですが、サトテルがミスタータイガースになれるぐらい、ホームラン王のタイトルを取るなどの活躍があってこそのミスタータイガースの系統になるので、サトテルには頑張ってほしいです。多分、優勝をしてホームラン王のタイトルも取らないと、ミスタータイガースとは呼ばれない気がするので、今年は無理そうですが……サトテルが襲名する前に一回、ミスタータイガースの系統を考え直すいい機会だと思うので、僕の意見も含めて議論があってもいいような気がします。
とにかく、ミスタータイガースになってくれよサトテル!