プロ野球球団を増やす案、3リーグ構想!
今回は妄想を大きく膨らませて、一つの案を書いていきたいと思います。
それはプロ野球で球団を増やすために、現在のパリーグを東と西、ウエストパリーグ、イーストパリーグに分けて、セリーグはそのままに3リーグに拡大しようという案です。
流れ的にはまず、パリーグを東と西に分け、日ハム、楽天、西武、ロッテがウエストパリーグ、オリックスとソフトバンクがイーストパリーグという風にします。
そして第一段階としてまず四国と沖縄に新球団を作って、イーストパリーグに入れて、セリーグ6、ウエストパリーグ4、イーストパリーグ4という形でまずはスタートさせます。
そこから京都か南九州、山陰に新球団を作りイースト6、静岡、北陸に新球団を作りウエストパリーグも6。現状のセリーグ6球団も併せて、18球団まで球団拡張して、地域密着型の新しいプロ野球の姿を作ろうという目論見です。
日本シリーズはそれぞれのリーグの一位と、二位で一番勝率の高かった球団がワイルドカードでまずは二つに分かれて5試合制で戦う。そして勝ち上がったチームが大日本シリーズとして七回戦戦い、日本一を決めるというのが僕の考えた案です。
3リーグにするメリット
このセリーグ、ウエストパリーグ、イーストパリーグの三つにするという3リーグ案、メリットは大きく分けて三つです。
一つ目は現在のパリーグの移動距離が最大で北海道、福岡という長距離を移動しなければいけないということです。週間ベースボールで読んだことがあるのですが、日ハムの移動コストは年間で1億を超えているといいます。僕の案では、静岡まで短縮されるので、メリットがあるのではないかということです。イーストの方の移動も沖縄、関西までの移動で済むので、現在のパリーグよりもだいぶましになるのではないでしょうか。
そして二つ目のメリットは、セリーグのチームを説得しやすいということです。このエキスパンションで世間でよく言われている形はセリーグ、パリーグごちゃまぜにして、四地区に分けて合計16チームにするという案がよく出ていますが、これだと阪神巨人戦が別リーグになってしまうなど、セリーグのチームが巨人と離れたくないと駄々をこねるのが目に見えています。
ならば、セリーグはそのままの形で置いといて、伝統のセリーグ、革新のパリーグという色分けをして打ち出した方が、セリーグのオーナーたちを説得しやすいのではないでしょうか。
さらに三つ目のメリットは、四地域16チーム案だと4チームまでしか作れないので、ヤクルトを別の地域に移動させるといった作業をしなければならず、この場合出て行かれた神宮のヤクルトファンが可哀そうです。
神宮の六大学野球といった伝統なども考えて、僕はヤクルトが東京を離れるのには反対なので、このさら2球団増やす事ができる3リーグ案こそ、セリーグの伝統を守るためにも重要ではないかと、推す理由です。
3リーグこそプロ野球が発展をする道
あとそもそもなのですが、巨人戦の地上波での視聴率が低すぎて、プロ野球人気が落ちている中、球団を増やして大丈夫なのかという意見もあると思いますが、巨人のブランドにこれから頼れないからこそ、地域密着の18球団まで増やす3リーグ構想が大切だと思います。
実はコロナ前までは、球場に来るお客さんの数は増えていました。日ハムが北海道に移転したり、東北に新球団ができたりしたことが、地域密着型の新しいプロ野球を生んだと思います。
あと広島カープが新球場を作って、新しいベースボールパークの姿を見せて、人気上昇につながったことは、球団拡張の良い見本になるでしょう。
日本にこれからあと6つの新しいベースボールパークができて、全国各地で野球が発展していく。高校野球の人気なども考えて、やはり新しい球団は一つでも多い方が良いはずです。ならば、もう一つリーグを作るといった大胆な案が、実はすんなりとフィットするかもしれません。
野球の聖数は3だというのも聞いたことがあります。セリーグの伝統も守れる。そしてIT系の会社がオーナーになり革新的なイメージができたパリーグを、さらに発展させる3リーグ構想。
ただの野球好きが考えた大胆な案ですが、どうでしょうか。閉鎖的になっている日本だからこそ大きな夢を見ましょうよ。キメポーズは三つの指を立てて3リーグ!