ドラフト1位も辛いよ

清宮伸び悩みが寂しい

僕は阪神ファンですが、ドラフトも大好きです。なので、その年にドラフト上位、特にドラフト1位がどう育っているのかが気になるのですが、その中でも筆頭に気になっているのが日本ハムファイターズの清宮選手です。
当時の高校通算本塁打の1位となる記録を作り、ドラフトで7球団の入札で日本ハムファイターズが引き当て、鳴り物入りでプロ野球の道を歩み始めたのですが、ここまで2022年の18本塁打が最高の成績という、入団時に騒がれた割には伸び悩んでいるというのが現状です。
新庄監督になった時「デブじゃね?」と言われ、本人の努力不足なのか、プロの壁は厚いのかはわかりませんが、同期のヤクルト村上が球界を代表するスラッガーに育ったのを見ると、寂しくて仕方がありません。
このドラフト1位の伸び悩み、他球団でも見受けられます。

ミレニアム世代のドラ1の伸び悩み

高校野球第百回大会となった、生まれた年が2000年になるミレニアム世代で、騒がれた選手は優勝をした大阪桐蔭の選手、ロッテに入団をした藤原と、中日に入団をした根尾です。
特に藤原は阪神もドラフト入札を行った選手なので、ロッテで花を開いて欲しいなと思っていましたが、今のところ伸び悩んでいます。3球団が入札をした選手が伸び悩んでいるのを見ると、つくづく選手育成が難しいものだと客観視できます。
一方、藤原以上に迷走をしているのが、根尾選手です。藤原を超える4球団から指名されたのにも関わらず、ショートを守ったり外野を守ったりとフラフラとして選手起用をされ、伸び悩んだ末に2022年に投手にコンバートされました。
日本のプロ野球で投手から野手に変更をして成功を収めた例は幾つかありますが、野手から投手へコンバートしたのには過去に例が少なくびっくりしました。これを英断とみるか迷走とみるかはこれからの根尾選手次第だと思いますが、正直僕は大迷走に見えます。
投手層は厚い中日がピッチャーにコンバートするなんて、根尾の未来予想図が見えているのか、はなはだ疑問です。どうせピッチャーをやらせるなら大谷翔平のように二刀流を目指せば夢が広がるのではないかと思うのですが、中日的にはピッチャーに専念させるようです。
この二人の伸び悩み、見ていて辛いです。

阪神のドラ1も……

では、阪神はどうなっているのかというと、高卒に限って近年入団をした選手は西純選手と森木選手です。二人ともピッチャーで、投手層の厚いタイガースでは活躍の出番がなかなか来ないというのが現状です。特に2023年優勝に貢献をした西純には頑張って欲しいなと思っているのですが、ドラフト1位でもプロでは苦戦する様子がうかがえます。
ただ高卒にこだわらなければ大山、近本、サトテルなどが頑張っていて、優勝に貢献をしたという事例もあるので、やはりチームの浮上にドラ1の力は欠かせないと思うので、伸び悩んでいるドラ1達の奮起に期待したいです。
プロの厚い壁を乗り越えろ、ドラフト1位の星達!

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪