Netflixのおすすめ海外ドキュメントについて

外見も内面もステキに返信

みなさんNetflixは見ますか。映画を見るのはしんどいけど、何か前向きになれるような作品が見たいという方におすすめの海外ドキュメンタリーがあります。

クィアアイという作品です。内容は「ファッションやインテリアや料理など各ジャンルのプロフェッショナルのゲイ5人が、選ばれた人を外見も中身も1週間でステキに改造していく」というものです。

毎週、選ばれる人は仕事に追われていて自分のことは後回しにしてしまったり、何か生活に問題を抱えている人たちです。

主人公は皆、最初は自分に全く自信がありません。その為、ファッションにも無頓着。毎日の食事もデリバリーなどでとても健康的とは言えません。また自己肯定感が低く、仕事に追われている為か家の中もぐちゃぐちゃです。

第一話では、クルマ好きのおじいちゃんが主人公。「ブサイクは治らない」というと、プロフェッショナル5人は慌てて否定します。

このように自分を否定する発言をすると5人はそれぞれ、優しく否定して、自己肯定感をあげるような言葉をかけてくれます。

初日は笑顔がぎこちなかった主人公も、最終日には自信たっぷりで前向きになっています。

第一話の主人公のおじいちゃんは、自分はブサイクでデートする相手もいない、毎日手作りのカクテルを飲んで孤独に過ごしていました。

服装にも全くの無頓着で、髭も伸び放題。自宅にあるソファも薄汚く汚れています。女性とデートしたのは数年前とのことですが、元妻のアビーさんとヨリを戻したいと思っている様子。

1週間後には見違えるように返信し、元妻のアビーさんとのデートも叶いました!

5人の言葉を聞いているとどんどん前向きになっていくのでとてもお勧めです。

基本は舞台はアメリカですが、クィアアイジャパンという日本版もあります。クィアアイジャパンの第一話の主人公は在宅ホスピスを営業するヨウコさんという女性です。

自分のお姉さんが癌で亡くなった際に、在宅医療を受けさせてあげられなかったことをきっかけに、病院ではなく在宅で最期を迎えたいと考える人のためのホスピスです。

また、地域の人が集まれるコミュニティセンターの運営も始めようとしている多忙な女性です。ホスピスでは利用者さんのために自分の部屋を開け渡して、自分はその日調子が悪い人の部屋の前の廊下で寝たりするなど献身的に介護をしていますが、自分を大切にはできていません。

そんなヨウコさんのために5人がたちあがりました。まずはお姉さんの最期を自宅で過ごさせてあげられなかったことをずっと責め続けていることを指摘しました。それはあなたのせいじゃないと何度も語りかけて、過去からの脱却を手助けします。

またヨウコさんもファッションにはまったく無頓着。オードリー・ヘップバーンが好きだけど、スタイルのよくない自分がオシャレをしても意味がないと思っている様子。ファッション担当のタンはそんなヨウコさんに自信をつけてもらえるような服を用意。

用意された服を着ると、たちまち笑顔になるヨウコさん。「自分にはこんな服は似合わないと思っていた。」と表情も明るくなりました。

日を追うごとに笑顔になっていくヨウコさん。新しいコミュニティセンターのインテリアも変わり、これからは自分のことも大切にすると前向きになれました。

文化の違いもあってクィアアイジャパンもお勧めですよ!

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪