佐藤輝明 スランプ 藤波の二の舞か?

佐藤輝明 サトテルの不振が続いている

阪神は2023年開幕をして3カードを戦い抜きましたが、気になるのが佐藤輝明、サトテルの不振。

ホームランゼロ本、打率も低迷してチャンスで三振をしまくっている状況に、岡田監督も怒っているようで、早くもスタメンを外れるのではないかという危機まで襲ってきています。

岡田監督就任の時から一塁大山、三塁サトテルに固定するという期待を込められていたのですが、開幕を迎えると不振。

原因は新人の頃から固まっていない、打撃フォーム。今年は柳田との自主トレをして、柳田の代名詞、投手のボールをキャッチャー寄りに引き付けるだけ引き付けて、引っ張るという打撃を覚えてきましたが、岡田監督の打撃理論は真逆。打球をピッチャー寄りの前の方でさばけと教えられ、全く違うアドバイスに迷ったのか、開幕から苦戦を強いられています。

サトテルはドラフトで4球団から指名があって、阪神がくじで引き当てた大物で、新人の時から活躍をして24本のホームランを打ち、昨年はもっと打つのではないかとファンに期待されていたのですが、20本とホームランは減ってしまいました。

そして今年の不振。この低迷ロードがある選手に似ているのではないかと不安に思っています。
その選手とは藤波投手です。

藤波も同じ期待されまくっていたのに低迷

藤波もドラフトで4球団が競合をして、阪神が引き当てた大物。その前評判通り3年連続で2桁勝利をして、どこまで大きくなるのだろうと期待されていましたが、その後急に成績を落とし、大スランプになりました。

藤波も投球フォームに迷いが出始めて、サイドスローかというぐらい肘が下がった状態で投げたりと、新人の頃の活躍は一体どうしたんだ?とファンからため息しか出ないような状態になり、結局フォームが固まらないまま今年から大リーグに挑戦することになりましたが、2戦投げてどちらも大炎上の結果となっています。

ドラフト4球団競合の末、阪神に入って新人の頃から活躍をしたが、そこから低迷。このシンクロがサトテルと藤波に重なっているので、とても心配です。なぜこのような境遇になってしまったのでしょうか。

原因として考えられるのが、阪神は人気球団なので、周りの声、特にマスコミとOBが色々と取り上げ、アドバイスなどを送っているのが逆に迷いを生んでいるのではないかということです。

打球を引き付けろ、いや前でさばけと、逆のアドバイスを同時に言われたら、それは迷うはずです。藤波もイップスになり、右打者にボールが抜けてデッドボールを与えてしまう状態になった時、色々と周りから言われて、金本監督の時には、懲罰的に180球以上のボールを試合で投げさせられるという荒行も上手くいかず、低迷期を迎えました。

そんな二の舞にサトテルがなろうとしているのが、悩みの種です。

岡田監督にも辛抱して欲しい

このサトテルのスランプ。素人考えを言えば、三振をしてもいいからホームランを狙え!ですが、岡田監督は「三振は何も生まないやん。おーん」といった考えらしいので、今のサトテルは八方塞がりの状態なのではないでしょうか。

このままではサトテルは藤波の二の舞になる。これを回避するには、指揮官の腹のくくり方にかかっているのでないでしょうか。

矢野監督時代に、サトテルのポジションをコロコロ変えるのを否定し、固定しろと評論をしていた急先鋒が岡田さんだったはず。
それを自分が監督になったら耐えられないというのは、少し疑問を感じます。

サトテルクラスの大物なら、自分のバッティングを自分で構築して、バットを振り回してこい!といったアドバイスを送れるぐらいの腹の大きさを岡田監督に期待したいです。

とにかくサトテルが藤波の二の舞になるのだけは、勘弁です。踏ん張れ、サトテル!

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪