本命はあの人?
22年度今年の阪神は、開幕でつまずいたのが尾を引いて下位に低迷していますが、こうなると矢野監督が今年で辞めるとキャンプの開幕時から言っている以上、気になるのが来年の次期監督です。
なので、来年は誰が指揮を取るのか、候補を上げていきたいと思います。
まず本命なのは、岡田元監督ではないでしょうか。05年度優勝に導いた手腕は、期待充分です。
JFK(ジェフウイリアムズ、藤川、久保田)を作ったような勝利の方程式を、今度は岩崎、湯浅、浜地あたりで作り上げていくのではないかと、ロマンが広がります。
ただ、08年の巨人に13.5ゲーム差をひっくり返されて、優勝を逃して辞任したという”傷”が少し気にもなりますが、岡田監督ならば「そらそうよ」と優勝を勝ち取ってくれるのではないかと期待します。
次期監督対抗馬は?
そんな岡田さんではなかった場合、考えられる対抗馬はまず掛布さんではないでしょうか。
85年に岡田さんと共に日本一を勝ち取った、ミスタータイガースが一軍監督をしていないのはおかしいという意見がファンの中でいまだに強いです。
掛布さんは二軍監督をした経験もありますが、歴代のミスタータイガースで一軍監督をしていないのは掛布さんだけです。(田淵さんはダイエーで監督経験あり)
そんな経緯もあり、掛布さんが監督をしたら盛り上がることは確定なので、ぜひタクトを振って欲しい候補の一人です。
あと逆に堅実な監督候補となると、平田二軍監督ではないでしょうか。二軍は去年連勝記録を作って日本一にもなっていますし、最近二軍監督から一軍の監督になったチームが優勝するというケースが増えているので、そのトレンドにも乗っています。
しかし、平田監督となると、人気面で少し地味かな~という失礼な印象もあります。現役時代はいぶし銀の内野手でしたしね。
また若返りをしようという機運が高まった場合、候補に上がる人材は、藤川さんではないでしょうか。
藤川さんはアドバイザーとして阪神球団に残っていることもあり、春のキャンプでは臨時コーチみたいな形で選手にアドバイスを送っているという実績もあるので、候補の一人に上がるのではないでしょうか。
大穴はあの大物監督
そして監督候補、大穴に上げたいのは、落合元中日監督です。
監督時代に無類の強さを作った実績といい、辞めてからも若い選手たちに辛口のエールを送り続けているのは、注目すべきポイントです。その対象は阪神の選手にも送られていますし、もしかしたら本人の中で、阪神の監督をしたいのではないかと邪推しています。
外様監督といえば、野村監督や星野監督といった成功例もありますし、やればマスコミの注目を集めるのは間違いありません。
以上、メディアで上がっている候補者たちを並べてきましたが、個人的に一番理想に思っている監督候補は、次期次々監督が鳥谷にやって欲しいということです。
阪神は早稲田派閥があるといいますし、早稲田から阪神に入った鳥谷は、重要な監督候補なのではないかと感じています。
なので、来年の阪神監督は同じ早稲田出身の岡田監督が一軍で、二軍監督に鳥谷がなるという構図がピッタリハマるのではないでしょうか。
鳥谷は同い年で大好きな選手だったこともあり、監督としても大成して欲しいと熱望しています。
なので、岡田監督の下で勉強をして、岡田監督で一度優勝をして、鳥谷に強いチームをバトンタッチするというのが、個人的に一番なって欲しい道筋です。
さて以上が僕の一番思っている監督候補ですが、他の候補者が監督をしてもワクワクしますし、22年度の優勝を諦めてはいませんが、矢野監督が辞めるといった以上、23年度の監督に期待しないわけにはいられません。
ああ、来年の監督は誰なんだろう? 今から胸が躍ります。