白馬岳

白馬岳。

 中学校1年生の夏休み。ボーイスカウト活動で白馬岳に挑戦する。私が8人の班長。班名は「雷鳥班」麓でキャンプ。テントの床の整地をしたが、20センチもの大きなヤスデ(ムカデ?)がうようよいたのには驚いた。栂池公園側から登ったのだがS君の具合がおかしい。顔がかぶれて我々の倍くらいはれ上がってきた。リーダー2人が付き添って、山頂と中間にある白馬大池山荘からS君と引き返すことになった。たぶん漆にかぶれたのではなかろうか。

白馬大雪渓。

 山頂は2932メートル。北アルプスにあって黒部川南北並走する後立山連峰の差北端に位置する。最大の魅力は日本三大雪渓の一つとされる白馬大雪渓で雪渓は一年中消えることなく、その規模は約2km、標高差600mになる。その為我々はXアイゼンを買って持ってきたのだ。途中、運よく雷鳥を見かけた。

山の魅力。

 初めて泊まる山小屋はこんなに簡素にできているのかと驚いた。皆、スケッチブックを取り出し山の絵を描いた。雪と岩だけの、白黒で描きやすい。山頂の山小屋で一泊して大雪渓を経て下山した。道中にはクレバス(雪渓の裂け目)もあり、落ちれば命取りになる。うまくかわしてバスで宿泊地に戻った。
 母に聞くとキャンプ場から稜線の我々が見えたそうである。S君も無事到着し顔のかぶれもだいぶん収まっていた。
 ボーイスカウトの隊としても最初のアルプス登山でこの成功から毎年高山にいくようになった。

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