小3不登校の個人懇談

機械的・行事的な

新学期が始まって5月ごろに、個人懇談があってその時は、学校生活をどのように過ごすか。
2年生の時と同じでいいかの確認や新しい担任との顔合わせみたいなもので、懇談が終了する。

今度は夏休み前の個人懇談が明日14時30分からあって、新学期が始まって数えるくらいしか登校していないのに、何の懇談会をするのかと、思いました。
学校へ定期的に週1回でも月に2回でもいっているのなら、今後どう進めて行くかの話し合いになると思う。
だけど、小3になったいま、思う事は「4月に新学期が始まり」「初めのうちは行く気満々」なのに、GW過ぎた辺りから怪しくなる。

本人の気持ちも良くわかる。いまや土日休みは当たり前だし、土曜日のオープン授業があれば振替で月曜が休み。
それに加えて4月末から大型連休に突入する。学校が大好きな子どもなら、休み明けは友達にも会えてうれしいし、授業も楽しみだろう。

家は行き渋りがあって、直前まで学校へ行く気でいても、さあ登校するよっとなれば急に腹痛を催す。小児科や児童精神科の医者の話では、過敏性腸症候群だそうで、緊張やストレスが大きいと腹痛や頭痛に見舞われる子もいると。

親も辛い

あまりというか、ほとんど登校しない不登校の娘を持つ親も正直言って辛い。
「懇談の意味って?」こんなふうに思うようになってきたのです。親の希望を話したところで希望はあくまでも希望なので、本人のやる気や登校する気持ちがないと、夏休み明けには再び同じことの繰り返し。

私の考えが甘いのか、それとも今の時代は不登校が多いからそれに見習えなのか、支援級の先生も無理しなくても来れるときでっと言います。親の私としては、すべての授業に着いていけなくても国語と算数はやって欲しいと願い、算数の支援の時間を使って国語の漢字書き取りを見て欲しいと願い出ましたが、本人が登校する日数が少ないので国語までは無理と前回の懇談の時に言われました。

そうなると、今回の懇談って意味があるの?となんだかモヤモヤします。懇談をして親の希望を伝えたところで、子どもの意思が学校へ行きたくない!!なら、大人の思いと裏腹になにもできないなと思うのです。
自宅で学習をと私もできるだけ積極的に宿題やドリルを一緒にやるのですが、わからない問題にぶち当たると私がやり方を教えても、「そのやり方であっているのか」と言われ本人は、宿題を放棄してしまいます。

甘やかしすぎ?

悩んでも仕方がない、親の私も勉強はできない方だったし、宿題も嫌だった。
私自身は親に叱られながら宿題をし、学校へ行きたくない気分の時でもお尻を叩かれながら登校していた。
小心者で、緊張もしやすいタイプ。だから娘も似たのだろうと思っている。

だからと言って私は叱ったりはしない。将来困るのは、私ではなく娘なのだから。
そんな話をしたこともある、本人は分かっていると言う。学校がすべてではないし、今は中学から通信制の選択肢もある。
それでも、ある程度の国語力・計算力は必要だと思っている。

児童思春期外来の先生は、母子分離不安が大きいから学校へとなると不安が強く出てしまい不登校に繋がると。
母子分離不安っていつまで続くのかな?小学校低学年までかなと思っていたが甘かった。4時間前後の自宅で一人留守番は可能になってきたが、一人で学校となると、まだまだ荷が重たいようだ。

たった一人の子供なのに、一人前に育てるって大変苦労するなと思いました。
なかには、あまり手がかからない子もいるのかもしれないですが、我が子の場合は親から離れることができるのか心配になることが、時々ある。不登校の子を持つお母さん方、子どもとどのように接していますか。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪