朗報⁉生活保護受給者の医療券がマイナンバーカードでOK!

便利なのか?医療券じゃなくてもマイナンバーカードで対応

昨年あたりから、国がマイナンバーカード保険証として病院へ行くときは、健康保険証だけじゃなくて、マイナンバーカード保険証を推奨し始めていたのは、ご存じだと思います。ただし、マイナンバーカード保険証にすると医療費が高くなる場合があるとかで、あまり浸透していないのでしょうか。

このマイナンバーカードで、今まで病院に行くときは医療券を市役所まで取りに行っていたのですが、医療機関に受診の際はマイナンバーカードを提示することで、受診可能ということが先日わかりました。ただし、注意が必要です。まず、市役所へ行き、受診申告が必要で、マイナンバーカード保険証に対応していない医療機関の場合は、今まで通り医療券が必要ということなんです。

このことにより、便利になるのかという思いと受診申告が必要ってことなら、市役所に行くんだし手間が省けるわけではないことを、考えると今までと変わりなく医療券でもいいんじゃないのかって思いました。なぜ、マイナンバーカードで対応ができるようになったのか?緊急時に病院に行くときや夜間診療を受診する際には別途、紙の保険証のようなものがあります。
それを使って受診した場合は、市役所へ翌日に電話して〇〇病院へいきましたと報告が必要になります。

この制度って便利ですか

この制度を知った時は、受診するたびに役所に行って用紙に書いて病院へ行く必要がないんだ~!!
喜んだのもつかの間でした。だって、マイナンバーカード保険証だけですむのなら便利だなと思っていたのですが、受診申告が、事前に必要なんですよ?

これって、誰が得するの?保護を受けてる人が得するわけじゃないですよね。便利だと思う反面、生活保護受給者だけに限らず、国民全員の収入なども政府が把握するってことですね。ふと、思い出したのですが私が何歳のときだったか忘れましたが近しい友人から、「そのうち、国民一人一人に番号がつけられる」と話していたのを思い出しました。

その時は、まるでSFの世界だな・・・。そんなことってあるのかな?なんて思っていました。それが、現実になりましたね。マイナンバーカードは、政府が管理下に私たち国民の収入だけじゃなくて、預貯金までも把握すると聞いたことがあります。給付金の支払いをスムーズにする目的があるとは言っていましたが、果たしてそうなのでしょうか?

私は、マイナカードができてからっ証明書が必要なときには免許証の代わりになるってことで、早々にマイナンバーカードに切り替えました。その頃は、今のように証明書が必要な時に免許証の代わりになるほど、出番はなかったです。

便利さと不便さと

世の中って、便利になってきた反面、未だ不便さもありますよね。このマイナンバーカード保険証や病院での支払いの待ち時間を短縮するために、後払い制度が大きな病院などでは導入されています。この後払いは次の来院の時に前回の分を支払うようですが、支払いの待ち時間が短縮されて急いでるときは便利なのかもしれませんが、結局は支払うのだから後払いって必要?って考えてしまいます。

私が、大学病院へ通院するようになったのは30年ほど前ですが、当時は会計が今のように電子システムではなくて、会計窓口があって、計算できるまでかなり待ちました。その頃に比べれば会計まで、今はそんなに待たずしてできると思います。
マイナンバーカード保険証は生活保護受給者が役所に医療券を取りにいかなくても便利になったと思わせるようですが、対応している病院がなければ、役所で申告が必要なので急に発熱して病院に行く、子どもが夜中に熱がでたから病院に行くとかなければ、わざわざマイナンバーカード保険証を提示することは私はないかなと思います。

個人的な考えですので、使う人それぞれでメリット・デメリットで利用すればいいのかなと思いました。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪