滋賀旅行 石山寺に行って

今年の大河の主人公、紫式部を知るための展覧会

今回は滋賀へ旅行に行きました。

石山寺では、今年の大河の主人公紫式部が名著『源氏物語』の着想を得た場所でした。
石山寺は秋の名月が有名です。その月を観て、平安の人々は癒されたり、紫式部のように物語を考えていた人もいました。

大河のセットを観に行きました。紫式部が花山天皇の為に舞を披露したときの衣装が展示されていました。
祝いの席なので、白い衣装でしたが金色の刺繍が施されて優雅に仕上がってました。
その下には数枚、重ね着されていて紫色のは織物が目立っていました。

その他は、登場人物の相関図がありました。藤原氏や源氏が名字の方々ばかりなのでこんがらがっていたところだったので、いいタイミングで関係図を見れて分かりやすかったです。
出演者のサインが飾れていました。

役者の皆さん、役柄に合わせたサインを書かれていました。
藤原寧子役の財前直見さんのサインには『道綱、道綱、道綱』と書かれてて息子を思う寧子になりきってサインを書いていたので面白かったです。

次に印象的だったサインは、源倫子役の黒木華さんのサインでした。
倫子は猫を飼っていました。その猫の名前を書いていて倫子が小麻呂のことを大事に思っているのが伝わってきました。ほっこりしました!
今回の大河では、小麻呂がブームになっていて、視聴者が一番注目しているとどこかのネット記事にも書かれていました。

あとは、物語のキーポイントになる場面が映像化されてました。
紫式部を演じている、吉高由里子さんのインタビューも映像化されてました。
吉高由里子さんは、素顔もとっても綺麗で華やかさが出ていました。

余談にはなりますが、今回の作中に出てくる執筆シーンは吉高由里子さん始め、出演者の皆さんが直筆されているそうです。
なので、凄いなと思いました。

私もお習字を習っていた時に小筆を使って半紙に名前を書いていましたが、かなり難しかったです。
その経験からするとウルトラ級の技だなと思って大河を観てます。

皆さんもぜひ展覧会に行ってみてください!

『源氏物語 恋するものの あはれ展』を観に行って

源氏物語 恋するものの あはれ展は、源氏物語に出てくる和歌を現代語訳してポップに表現した文章が可愛いイラスト付きで展示されたものです。

源氏物語に出てくるお馴染みな登場人物達の恋する気持ちを現代の私達にも分かるように書かれています。

プロのイラストレーターさんが描かれたものなのか、横に展示されてるイラストも可愛くて綺麗な絵でした。
仮に文章が分からなくても、イラストを観ればどういった情景で気持ちなのかが分かるようになってます。

源氏物語は、読んだことがないのですが引き込まれる世界観でした。
源氏物語は、分厚くて難しそうだとずっと思っていましたが、親近感を持つことができました。

その中でも空蝉(うつせみ)と光源氏の関係を表した句が印象に残りました。

光源氏は逢おうとして、何度か空蝉と接触しようとしてました。
しかし、空蝉は夫への誠意として拒んでいました。

その情景を和歌として、書かれている横に現代のシチュエーションに置き換えられている文章が、お互い想っているのに会えないのが描かれていて、さらに、女性のもどかしいけど、こうするしかないという決断が気持ちとして良く表されていました。

イラストの女性は、大人な女性だけれども、か細さという雰囲気が出てて、惹きつけられました。
今回の光源氏は、少し可哀相な無垢な少年にも見えて、他の女性とのやり取りと少し違う印象だったので、自分自身の気持ちに驚きました。

他にも展示されているものがあって、光源氏をはじめとした三人の女性たちのお香を嗅ぎ比べ出来るものがありました。

私は、嗅いでも誰が誰かさっぱり分かりませんでしたが、母やその他の来場者の方々は、全問正解とはいかなくても当てれてました。

モニター画面に花が何種類か写されていて、スマートフォンをかざすと、自分は源氏物語の光源氏と恋した登場人物の中で誰に近いタイプかが分かる診断がありました。
こういったのもあると源氏物語が身近になって、楽しめそうでした。

今回の展示は、じっくり見たくなるものだったので、楽しめてよかったです。

石山寺の展覧会について まとめ

NHK大河ドラマの『光君へ』が放送中です。
なので、紫式部ゆかりの地で大河ドラマのセットと出演者のメッセージを観ることができて、嬉しいです。

『源氏物語 恋するものの あはれ展』も展示の仕方に興味を持ちました。

今回は、源氏物語に触れることができて親しみを感じられました。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
少しでも楽しんでもらえれば幸いです。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪