子育て

感覚過敏って知っていますか

こんにちは!
あんちゃんママです。今日は子育てについて紹介しようと思います。

皆さんは、HSPって言葉をご存じでしょうか。生まれつき「非常に感受性が強く敏感な気質もった人」という意味で、「Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)」と呼び頭文字をとって「HSP(エイチ・エス・ピー」と呼ばれています。日本ではようやく認知され始めたというくらい、知らない人の方が多いかもしれませんね。
この分野で診断できる医師が少ないという話を聞いたことがあります。

そして、大人だけではなく子どもにも同じ持って産まれた気質で感受性が強く敏感な子どもがいます。感受性が強く、周囲の音や匂いにも敏感で集団生活(幼保育園・小学校等)に疲れてしまう子。肌に触れるタグや靴下の縫いめに触れるだけでも嫌がるお子さんもいると思います。

私の娘、あんちゃんが感受性が強く集団生活に疲れを感じてしまう子です。このことが分かるまで子育てに苦労しました。
最初に、「うちの子はなんだか他とは違う」そう思ったのは歩きだした頃でした。初めての子育てで他の子がどんな感じって基準はないのですが、なんだか違うのよねって気になっていました。

3歳児健診で判明

娘のあんちゃんが3歳の時に靴下、靴を履くということができない時期が続きました。まず保育園に行く朝、靴下を履かせたところ、つま先が気持ち悪いと大泣き。昨日まで好んで履いていた靴下が今日は履けないと泣く。それなら素足で靴を履かせようとしたところ、それすらも嫌がるようになっていました。

保育園に行くまで毎日玄関先で靴が履けない、靴下が履けないでギャン泣きでした。私も何がダメなのか検討がつかず親子で泣く日々。最後は素足のままベビーカーに乗せて保育園へ送って行きました。娘が3歳になった頃、市の健診があり保健師さんに相談。個別相談を勧められました(臨床心理士さん相談)

そこでは、発達診断や心理士さんと話しをして母親の心のケアもしてくれ子どもへの対応の仕方まで教えてくれました。半年に一回、個別相談へ通い3歳半のころに「感覚過敏」と診断されました。この診断に私自身、ネットで調べていた事と一致していたっと思いました。

それから保育園を卒園するまでの間、半年に一回のペースで個別相談に通いました。私は子育ての相談や子供が癇癪おこした時の対応方法を聞くことができ、安心して子育てができました。

児童発達外来との出会い

卒園後は小学校入学する前に保健師さんから「児童発達外来」への診察を勧められました。ここで診断書を作成してもらい、支援級に在籍をする、教室に入れないときは支援級で休む。子どもの感覚過敏などの気質的な面を学校側に理解してもらうことが目的でした。

発達に関しては今のところ遅れはく、初めての場所や慣れない環境に置かれると動くことができずその場で立ち尽くしてしまうこと、母親から離れることが苦手とすることから「感覚過敏」に加えて「不安障害」と診断されました。

診断書を持って教育委員会へ行き、入学前は校長と支援級の先生とも面談。
子どもが困っているときは、泣くか泣かないか。先生にどうやって助けをだすかなど予め決めて入学式の前日には体育館で行うので場所の見学と、どこに座るかも決めていきました。

そうして入学式を無事に迎えることができたのです。朝は登校班と行くのですが、不安が大きく毎日付き添い登下校をしていました。夏休み前までは登校ができていたのですが、休み明けから学校が行けない日が増えていったのです。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪