出先で充電器を忘れた! 明日までスマホの充電、もちそうにない!
ついこの間の出来事ですが、ホテルに数泊することがありました。
事前に荷物はよくチェック。財布、スマホなど忘れると困るものはしっかり確認!
そしてスマホの充電器(ACアダプタ)も欠かせません。スマホのバッテリーの減りは使用年数などにもよりますが、一晩スリープにして寝ていただけでも翌朝けっこうバッテリー残量が減っていた、なんていうのはよくあることではないでしょうか。
しかしホテルに着いてカバンの中身を出していると……、あれ?
スマホの充電器がありません。底までひっくり返して服も全部出しても見当たらない。どうやら家に忘れたようです……。仕方がない。いざというときに連絡が取れなくなるのは困るので、スマホの電源を落としておくことにします。
が、出先でスマホが使えないのは予想以上に不便です。特に地図アプリ。スマホを手にしてから紙の地図をさわってすらいない人は大勢いるんじゃないでしょうか。土地勘のない場所では必須級のアプリです。
困ったところで、ふと思い出すものがありました。駅の構内で見かける、「充電レンタル」の文字と何やらよくわからない装置。
もしかして充電器の貸し出しってやってるんじゃないか? そう思って貴重なバッテリーを消費しながら調べたところ、「ChargeSPOT」というものを見つけました。
ChargeSPOT? 使ってみよう
「ChargeSPOT」とは、コンビニや駅にあるスマホ充電レンタルサービスです。私が利用したのは、ホテルの近くにあったコンビニに置いてあったものです。
ChargeSPOT専用アプリを入れると、現在地から近くの利用できる箇所を教えてくれます。
ホテルは駅前にあり、けっこう人も多い場所だったためか、あちこちに利用できますのマークが。
しかしスマホ充電レンタルサービスってどうやるんだろう、ガソリンスタンドみたいに充電器を繋いでぼーっとするんだろうか……。想像しながらコンビニの中をきょろきょろ。
お店の一角に、白と青のツートンカラーの、トースターみたいなサイズの箱を見つけます。そしてその箱に、長細い、スマホを2、3枚重ねたような厚さの何かが食パンみたいに4つ収められています。
どう使うんだろうこれ。店員さんに聞こうかと思いましたが、人見知りなのでスマホで使い方を調べます。
さっきのChargeSPOTのアプリをもう一度立ち上げて、下の方に出ている「QRスキャンして借りる」をタップします。
トースター(仮)のバーコードをこれで読み取ると、支払い方法の選択が出てきます。
ここで今さら注意なのですが、現金払いには対応していません。とはいえ、クレジットカードの他に、PayPay、LINEペイ、Paidyなどなどいろんな方法で支払えるので、敷居は低いかと思います。
こちらは公式サイトのFAQからの引用です。
Q 01 :
利用できる支払い方法は?
A :
現在、以下の支払い方法をご利用いただけます:クレジットカード
d払い
ソフトバンクまとめて支払い
auかんたん決済
Apple Pay
PayPay
メルペイ
LINE Pay(LINE版のみ)
WeChat Pay
Paidy(後払い)
楽天ペイ(100円以上)
Union pay
支払い方法を選択すると、さっきの食パン(仮)……ではなくモバイルバッテリーのロックが外れるので、ひとつ取り出すだけです。
モバイルバッテリー自体にUSB-C・iOS・Micro USBの3タイプのケーブルが引っ付いているので、AndroidもiPhoneも、大体のスマホの充電はできますし、スマホ以外でもいろいろと使えます。
よくわからない人はスマホが充電できるんだなあって思ってもらえれば大丈夫です。
料金は30分未満で165円、30分以上6時間未満で330円、……と上がっていきます。
30分で返却すればいいんだな、とコンビニの2階の飲食コーナーでスマホにコードをさして待ちます。
……。
無理です! 充電スピードはゆっくり。充電し始めでバッテリー残量30%ほどでしたが、30分ではとても100%にはなりません。
ほんのちょっと充電できたらいい、という場合を除いて、基本的に6時間、330円かかるつもりでいた方がよさそうです。
なお、その後ホテルに戻って放っておいたところ、1~2時間でほぼ100%になりました。なんとなくもったいないのでホットアイマスクも充電しておきました。
あとは返却。またトースター(仮)もといバッテリースタンドのところに行き、借りていたモバイルバッテリーを空いているところに差し込むだけです。
借りていた時間に応じて自動的に支払いが行われます。
ちなみにこの返却、借りた場所でなくとも、ChargeSPOTのバッテリースタンドならどこでもいいのです。シェアサイクルみたいなものですね。
移動中に充電したいときなんかに重宝しそうです。
ChargeSPOTについてまとめとリンク
今回はホテルでの利用でしたが、外出するときに充電が切れそうになった、なんてときに気軽に利用できそうです。
ただし返却できる場所のチェックはしておくのがおすすめです。
都市部は密集していますが、住宅街あたりになるとぽつん…ぽつん…と離れているので、返却のためにずいぶん歩かないといけなくなるかもしれません。
こちらから設置場所の確認もできます。
最後に、公式サイトとアプリへのリンクを貼っておきます。
ChargeSPOT公式サイト
ChargeSPOTアプリ(App Store)
ChargeSPOTアプリ(Google Play)