2年前の手術跡

腹腔鏡手術

私、あんちゃんママは「超高齢出産」で娘のあんちゃんを一人で生みました。
妊娠がわかったとき、安定期に入ったとき、当時お付き合いしていたパートナーと喧嘩別れをしました。

46歳の9月に高齢初産婦にしては、陣痛から8時間で「この世に誕生した女の子」今、思えば「産む」選択をしてよかったと思っています。卒乳をして私が48歳の時に自治体の健康診断を受けました。その時、オプションで子宮頸がん検診などを追加しました。検査結果は問題ナシだったのですが、女性ホルモンが減少していてホルモン補充療法を始めました。

このことがキッカケで、毎月婦人科に通い年に1度は子宮頸がんの検診をしていたのです。私が51の時に「軽度異形成疑い」がみられ、再検査を直ぐにしました。再検査の結果は「問題ない」と言われたのですが、次の半年後に検査したらまたもや軽度異形成の結果。

この時に子宮の中を精密検査するということで「コルポスコーピー」を実施。この検査は若干の痛みを伴いました。そうやって、検査をこまめに受けていたのですが、52歳の時には大学病院でしっかり診てもらいましょうとクリニックの先生に言われ大学病院の紹介状を持って、検査を受けました。

大学病院の先生は、52歳だと通常は閉経している年齢だから現段階で全摘しましょうといわれました。
私も少しでも早い段階が良いと判断して手術日が決まりました。

術後は問題なし

手術は全身麻酔の腹腔鏡術で、3時間程度で終わりました。その時に一番痛かった場所がお臍とそのすぐ上の皮膚でした。
点滴で痛み止めを入れてもらうと、その痛みはなくなり翌日からは歩行練習と昼過ぎから食事もでました。
術後の傷も問題なく1週間で退院しました。

退院後1週間ほどは問題なく過ごせていたのですが、2週めのある日、お臍から大量の膿が出てきたのです。しかも患部は赤く腫れぼったい状態。術後の診察までは4日ほどあったのですが、すぐに病院に電話して診てほしい旨を話しましたが、今日は診れないですと言われ、膿が出ている患部の消毒の仕方と洗浄の仕方を看護師から教わり、翌日に診察へ行きました。

採血や患部のエコーをした結果、菌が入っている。炎症反応があまり高くないことから、抗生剤の点滴をして飲み薬も処方され帰宅しました。

あれから、今年の秋で術後3年めになるのですが、1週間前から再びお臍が真っ赤に腫れて、座るときや、立つ、寝るなどお腹に力が入る動作をすると激しい痛みが出てきました。診察してもらった結果、お臍の周りの組織は手足と違い皮膚の組織が入り組んでいるため、再度、患部が炎症をおこして菌が入っていると説明されました。

皮膚科の予約を取るので皮膚科で診てもらってください。とりあえず、抗生剤を1週間分だします。そういわれたのです。

2年以上も経つのに今さら?

私の心の中は「2年以上も経過しているのに・・・」「傷も塞がっているのに?」なんで今さらなの?
疑問だらけです。

可能なら皮膚科で外来処置してもらいたいくらい。膿が溜まっている患部を切開して、洗浄して欲しい。
それくらい、お臍周りは赤く腫れぼったくなっています。もう入院はしていられません。娘を再び施設に預ける事になる。
前回は保育園の年長の時。「不安障害が大きく」「感覚過敏」もあり見ず知らずの人と場所での生活は子供にとって大冒険と
慣れない生活で疲れたはず。

ガンの早期発見で転移なしの順調な回復だったんじゃなかったのか?
術後の傷の治りって・・・ずいぶん経つのになんで?の思いばかり。娘と楽しい生活を送るために、早めの対処をしていたのに。疑問ばかりが出てくる昨今です。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪