就労継続支援B型事業所 ユアライフはいいところ

そもそも就労継続支援B型とは?

今僕は就労継続支援B型事業所のユアライフでお世話になっているのですが、そもそも就労支援B型って何なの?と思っている人も多いと思うので、その辺のところをまずは紹介していきたいと思っています。

そもそも就労継続支援事業所というのは、障がい者の人などが一般就労に向けてのステップとして存在しているのですが、種類としては主に3種類あります。
それは就労移行支援と、就労継続支援A型と、就労支援B型の3つです。

まず就労移行支援は賃金は出ませんが、就労に向けてまず通うためのリズムを作る、そしてマナーやパソコン講習などを教えてくれてスキルアップし、一般就労へと向かうところです。難点は行ける期間が2年半と決まっていて、それ以上は通えないというところです。

そして次に就労支援A型ですが、こちらは雇用契約を結び、実際に軽作業などの仕事をして、最低賃金はもらえるというところです。形としては一般就労に一番近い場所がA型です。通所できる期限はありません。

最後に就労継続支援B型ですが、雇用契約は結ばずに、こちらも通勤するリズムをまず作り、軽作業などの仕事を実際にして、ユアライフだと1日800円(100円出せば、弁当も食べれます)お金ももらえます。
実感としては、就労移行支援と就労支援A型との中間みたいなイメージがB型作業所です。こちらも期限はありません。

僕が色々体験をして、就労継続支援B型へ通所することになった経緯

僕の場合ですが、アルバイトをやめてから5年以上も経ち、心療内科に通ったら発達障害(自閉症スペクトラム障害)だと診断をされたので、いきなり一般就労は難しいだろうと思い、まずは就労移行支援へと通いました。

そこはパソコン学習や、名刺交換などの社会人としてのマナーを教えてくれる場所で、朝同じ時間に起きて通所するというリズムを作るというのはできたので良かったのですが、クリスマス会や花見、年1回の遠足など、仕事以外のイベントなどもありましたが、あくまで一般就労につながるための勉強をする場所といった感じなので、あまり他の通っている人と話をする機会が少なく、仲の良い人が一人もできないまま、あっという間にに2年半が過ぎてしまったという印象でした。

期間が過ぎたので、次へと行かなければならない。僕は就労継続支援A型で行こうと思い、5か所ほど見学へ行き、体験作業もしました。
しかし、印象としては、やはり雇用契約を結ぶところなので、仕事をとにかくするんだといった感じで、これだと一般就労と変わらないじゃないかというのが、正直なところでした。

就労移行支援はもう行けない。A型に行く気力はまだ湧かない。そんな状況に、ハローワークの人もアドバイスもあり就労支援B型へと行くことになりました。

そんな縁でユアライフへと通所することになったのですが、ここが今の自分にピッタリの場所でした。

ユアライフのいいところ

そしてたどり着いた就労継続支援B型事業所ユアライフですが、ここはまず決して賃金が多いわけではないですが、実際にお金をもらえて、軽作業などの仕事をしているので、自分は働いているんだという満足感が得られるのが、就労移行支援とは違うところです。

更にパソコンの学習や、社会科見学やネイル体験など、イベントも盛りだくさん。
そしてさらにいいのが、午後から1時間のフリータイムがあり、その時間は何をしてもいいので、同じ通う人と将棋を指したり、人狼ゲームや、バルーンアートをしたりと、事業所内でのコミュニケーションが色々と取れるところが、気に入っています。(これらのイベントは自由参加で、やりたくない人はやらなくてもいいという自由さもいいところだと思います)

それだけでなく、eスポーツをやらせてくれたり、グループワークで話し合いの時間があったりなどと、仕事をする場ですが、まるで自由な大学みたいな空気感があり、事業所の人や通う人と話もできるようになり、就労移行支援やA型では味わえなかった、孤独感からの脱却がありました。

こんなフレンドリーな場所なので、障害などを持ち、一般就労へはまだ行こうという勇気が湧かない人は、ぜひユアライフはオススメです。
週一回はこないといけないですが、在宅ワークもできるので、引きこもりの人なども肌に合うのではないかと思っています。(僕も引きこもりの経験があります)

とにかく社会に出るためのステップとして、就労継続支援B型事業所、ユアライフはオススメですよ!
皆さんの勇気を待っています!

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪