違いの良さを認めて

東洋と西洋の代表的な違い

日本は島国という性質上、海外へのあこがれが強いように思います。
韓国もドラマを見ていると、西洋を強く意識したセリフや設定が多く見受けられます。
東洋と西洋ではいろいろ違いがあります。
有名なのは日本は龍を神聖なものと扱い、象徴とするのに対し、西洋の各国では悪魔のような存在として恐れられています。
不吉だとされる数字も日本人が4を忌み嫌うのに対し、キリスト教文化の強い西洋では、13のほうが敬遠されます。
東洋と西洋の違いをいろいろ調べるのも面白いですね。
食事や考え方は西洋化してもかまわないと思うのですが、日本独自の和の文化はぜひとも後世に残したいものです。
日本のいいところは、綺麗好きなところ、四季が美しいところ、安全なところなどがあげられます

日本の教育の問題点

ただ日本で30年以上生きてきてやはり窮屈なのは、集団を強要する社会背景が根強いことです。
個人の自由や個性を尊重するよう叫ばれる昨今ではありますが、みんなと同じにしないだけで排斥するのは日本だけではないでしょうか?
私は学校が嫌いな理由の一つとしてあげられるのは、みんなと同じことをさせて一定の基準を全員に押し付けてそこに合わないとそれだけで問題にする風潮です。
だから、自分で選べる高校は独自の時間割が組める総合学科の学校を選んだのです。
みんなと違うことをして何が悪いのか私にはわかりません。
個性や一人でいるほうが好きな子の気持ちをもっと大事にするべきです。
子どもは群れをつくるものだとか、学校に行かないことを問題視する人には正直今でも怒りを覚えます。
子どものなかにもいろいろなタイプがあって、考え方の違い、興味、関心の違い、能力のばらつきなどがあって当たり前なんです。
なのに世間一般の普通に合わないとそれだけでその子を問題児のように扱う。
そんな教育は間違ってます。
学校も教師も自分で選ぶことができない義務教育の時代なんて苦痛でしかないのですから、学校に行きたくない子が行かないことを選択肢の一つとするのを責めるのはお角違いも甚だしいと私は思います。
私は小学校も中学校も行きたくないのなら一切行かなければいいと本気で考えています。
権利ばかり主張するといわれても、子どもには学校に行かないといけない義務なんてなく、勉強する権利、通う権利があるだけなんです。
義務は親が学校にやることを指しているのであって本来学校に行かない子どもをわがままだなんて言うのは大人の認識を根底から見直す必要があると思います。

漫画とゲームの存在価値

ところで、私は今有野の挑戦状というゲームにはまっているのですが、
このゲームは有野晋也という実在する人の少年時代に実際にはやったゲームを遊べるようになっていて、コミックズゲートに、ハグルマン、ラリーキング、スタープリンス、ラリーキングスペシャル、ハグルマン2、がディアクエスト、ハグルマン3の8つものゲームを楽しめます。
有野からそれぞれのゲームに沿った課題が挑戦状の形で出されてその条件を達成すると新しいソフで遊べるようになります。
80年代のなつゲーがしたい人はぜひやってみてください。
ゲームも漫画も昔は否定的な目で見られていましたが、今は漫画は教材替わりになり、ゲームもE―スポーツとして推奨される時代です。
私は、小さい頃から漫画が好きで、絵さえ上手ければきっと漫画家を本気でめざしていたと思います。
最初はドラゴンボールや幽遊白書といったバトルものの漫画にはまってあと、静かなるドンなどの極道ものが好きで読んでました。
大人になってある程度男性向けの漫画を読みつくしてからは女性向けの絵が綺麗な漫画に魅かれるようになり、それらに出てくるイケメンたちの虜になりました。
スマホで検索してみると、意外とまだ読んだことのない漫画も見つかりました。
漫画は夢があって、だけどいろいろ考えるきっかけにもなって、とてもためになるセリフやシチュエーションが描かれたりするのに、漫画というだけで、馬鹿にする人がいます。
漫画にしろゲームにしろ一所懸命作った人がいるから存在するのです。
子どもに悪影響なのはほんの一部分の配慮のないコンテンツにすぎません。
ゲームによって思考力が奪われるなんてことはありません。どうやったらクリアできるのか考えたり自然と頭を使うことができるのがゲームです。
ゲームでコミュニケーションをとることも可能です。
ゲームのいい面をもっと知ってください。
この間ドラクエをやり始めたのですが、RPGでよく議論されるのが、簡単に死んですぐ生き返るという設定が命の軽視につながるという問題です。
現実の身近な死を体験していれば、ゲームと現実は区別できるので、大丈夫です。
事実、私は命の尊さを知っています。
昨今の犯罪は動機があって特定の誰かをころすのではなく、誰でもよかったという無差別で身勝手極まりないものが増えています。
死の重大さを幼いころに教えることが大切なのであって、ゲームや漫画の非現実的世界を悪者にするのは違うと思います。
火の鳥は宗教色が強いので個人的には苦手なのですが、漫画でもここまで生と死を考えるきっかけになる作品が存在することをぜひ知っていただきたいです。

written by 就労継続支援B型事業所 ユアライフ新大阪